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イボの治療

 

手足のイボ(尋常性疣贅)

足の裏のものは”たこ”や”うおのめ”と間違える方も多いのですが、パピローマウイルスによる感染症ですので、放っておくと拡がります。凍結療法(液体窒素でイボの下に水ぶくれを作る方法)で痂皮化脱落させる方法がよく行なわれます。

老人性イボ(老人性疣贅)(脂漏性角化症)

加齢に伴って発症する良性の腫瘍で、高齢者に多く見られます。色は、薄茶色から黒色まで様々で、顔面や体幹・四肢など、手のひらや足の裏以外の全身どこにでもできます。

みずいぼ(伝染性軟属腫)

軟属腫ウイルスによるウイルス感染症で、お子様に多くみられます。小さな結節をつくり、典型的なものは中央にヘソの様なくぼみが出来ます。多くは数か月~数年で自然治癒するのですが、放っておくと引掻くことで増えるため、スイミングに通っている子供さんは専用のピンセットで一つずつ摘除します(痛みを伴うため、ご希望があれば事前に局所麻酔のテープを貼ります)。

アクロコルドン・スキンタッグ(首のイボ)

くびやわきの下に中高年期にできるイボは、主に線維腫と言われる皮膚の良性腫瘍です。放っておいても悪性変化はみられませんが、見た目や触った感触が気になる場合は治療対象となります。治療法は、液体窒素による凍結療法等で治療します。

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